MENU
ゆるらく放射線技師
20代|診療放射線技師
病院勤務の傍ら、副業と資産運用でスローライフを目指して奮闘中。
忙しい日々を卒業するためのロードマップを発信していきます。

放射線技師は大学と専門学校どっちがいい?現役が教える「後悔しない」進路の選び方

放射線技師になりたいけれど、大学と専門学校、どっちに行けばいいの?

なんとなく大学の方がよさそうだけど、学費が高いし……

専門学校なら早く働けるけど、就職で不利になるのかな?

こんなふうに悩んでいませんか?

進路選びは、人生の大きな決断です。

ネットにはいろんな情報があふれていて、どれを信じればいいかわからなくなりますよね。

結論からいいます。

「絶対にこっちがいい!」という正解はありません。

しかし、あなたの性格や目指す将来像によって、選ぶべき道は明確に決まるのです。

この記事では、放射線技師である私が、パンフレットには載っていない「現場のリアル」をまじえて、大学と専門学校の違いを徹底的に解説します。

これを読めば、あなたがどちらの道に進むべきか、はっきりと見えてくるはずです。

目次

放射線技師になるルート:大学と専門学校の違いとは?

まずは、基本的な違いを整理しましょう。

どちらを選んでも、最終的に目指すのは「診療放射線技師」という国家資格です。

しかし、そこに至るまでの「プロセス(過程)」と、卒業後の「選択肢の広さ」に大きな違いがあります。

大学(4年制)の特徴

  • 期間:4年間
  • 学費:約500万〜700万円(私立の場合)
  • カリキュラム:基礎から応用、研究までじっくり学ぶ

専門学校(3年制・一部4年制)の特徴

  • 期間:3年間(※4年制もあり)
  • 学費:約300万〜450万円
  • カリキュラム:国家試験合格に向けて効率よく学ぶ

これだけ見ると、「安くて早い専門学校の方がコスパがいいのでは?」と思うかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。

そこには、数字だけでは見えない「メリット」と「デメリット」が隠されているのです。

大学(4年制)に行くメリット・デメリット

まずは、近年増えている「大学」へ進学する場合について詳しく見ていきましょう。

メリット①:時間的な余裕と充実した実習

大学の最大の武器は「4年間」という時間です。

大学は期間が長いぶん、講義だけでなく、病院での臨床実習、国家試験対策に十分な時間をさくことができます。

時間にゆとりがあるため、ひとつの検査について深く学んだり、最新の医療機器に触れるチャンスも多かったりします。

メリット②:就職の選択肢が広い

これは非常に重要なポイントです。

将来、大学病院のような大規模な病院で働きたいなら、大学卒が有利になることがあります。

一部の病院では、採用条件として「大卒以上」を求めているケースがあるからです。

また、将来的に大学院へ進んで研究をしたい、企業で開発にたずさわりたいと思ったときも、大卒資格があればスムーズに進めます。

デメリット:学費と入学難易度

やはりネックになるのはお金です。

専門学校に比べて、学費は高くなる傾向にあります。

また、国公立大学や有名私立大学は人気が高く、入試の偏差値も高めです。

「勉強が得意で、じっくり将来を考えたい」という人に向いています。

専門学校(3年制)に行くメリット・デメリット

次に、「専門学校」についてです。

メリット①:最短ルートで現場に出られる

専門学校の強みは、なんといっても「スピード」です。

3年間で国家試験の受験資格が得られるため、大学に行った同級生よりも1年早く働き始めることができます。

1年早くお給料をもらえるというのは、経済的にも大きなメリットですよね。

メリット②:国家試験対策に特化している

多くの専門学校は、「国家試験に合格させること」に全力を注いでいます。

社会人から放射線技師を目指す人など、年齢層も広く、切磋琢磨できる環境があります。

手厚いサポートを受けられる学校が多いのも特徴です。

「ひとりで勉強するのは不安……」という人には、とても心強い環境といえるでしょう。

デメリット:カリキュラムがハード

ここが一番の注意点です。

大学が4年かけて学ぶ内容を、専門学校では3年にギュッと圧縮して詰め込みます。

そのため、毎日のスケジュールはかなり過密です。

朝から夕方まで授業がびっしり、夏休みも実習でつぶれる……なんてことも珍しくありません。

「勉強が苦手だから専門学校」という安易な考えで選ぶと、授業のスピードについていけず、
最悪、留年してしまうリスクもあります。

「3年間、集中してやり抜く覚悟」が必要です。

気になる「給料」と「出世」のリアル

みなさんが一番気になっているかもしれない「お金」の話をしましょう。

大卒と専門卒で、給料や出世に差はあるの?

これは、本当によく聞かれる質問です。

初任給には少し差があるけれど……

正直にお伝えすると、多くの病院で「初任給」には数千円〜1万円程度の差があります。

公務員規定や病院の給与テーブルで、大卒の方が高く設定されていることが多いからです。

「えっ、やっぱり損じゃん!」と思いましたか?

でも、安心してください。

長期的には「実力」がモノを言う

放射線技師の世界は、基本的に「技術職」です。

現場に出てしまえば、「どこの学校を出たか」よりも、

「どんな写真が撮れるか」

「患者さんにどう接するか」

「どれだけ知識を持っているか」

の方が、圧倒的に評価されます。

認定資格を取ったり、学会発表をしたりして実績を積めば、学歴に関係なく昇進・昇給していくことは十分に可能です。

実際に、専門学校卒で技師長(リーダー)として活躍している人はたくさんいます

つまり、「スタート地点では少し差があるけれど、その後の努力次第でいくらでも逆転できる」ということです。

【結論】あなたに向いているのはどっち?

ここまで読んで、まだ迷っているあなたへ。

タイプ別に整理してみましょう。

大学(4年制)がおすすめな人

  • 将来の選択肢を広げておきたい人
  • 大学病院や研究機関など、大規模な施設を目指したい人
  • 時間的なゆとりを持って、じっくり学びたい人
  • 学費の準備にめどが立っている人

専門学校(3年制)がおすすめな人

  • 1年でも早く現場に出て働きたい人
  • 少しでも学費をおさえたい人
  • クラス一丸となって、国家試験合格を目指したい人
  • 短期集中で頑張れる体力と気力がある人

失敗しない学校選びの「裏ワザ」

最後に、現役技師だからこそ言える、もっとも重要なアドバイスをお伝えします。

私も学校を選ぶ前にこれを知っておけば良かったと強く思います。

学校選びで失敗しないためには、偏差値や学費だけでなく、

「実習先の病院リスト」

を必ずチェックしてください。

なぜなら、学生時代に行く「臨床実習」は、就職活動そのものだからです。

実習先(就職したい病院)の雰囲気や、どんな検査をしているか、細かく見ることができます。

また、実習で好印象を残せば、就活の際とても有利になれます(病院側も自分のことをある程度わかっている)。

学校と病院にパイプ(毎年卒業生が多く就職している)があれば、もう文句はないですね。

つまり、「自分が行きたい病院と提携している学校」を選ぶことが、理想の就職への近道なのです。

まずは資料を取り寄せて比較しよう

「実習先の病院なんて、どこで見ればいいの?」 と思いますよね。

それは、各学校のパンフレットや募集要項に必ず書いてあります。

ネットの情報だけを見て悩んでいても、答えは出ません。

まずは、自宅から通える範囲の大学や専門学校の資料を、まとめて取り寄せてみてください。

そして、それぞれの学校が「どんな病院とつながりがあるのか」を見比べてみましょう。

意外な学校が、あなたの地元の有名な病院と強いパイプを持っているかもしれませんよ。

ゆるらくからひと言

大学でも専門学校でも、あなたが選んだ道が、素晴らしい未来につながることを心から応援しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ゆるらくのアバター ゆるらく 20代|放射線技師

病院勤務の傍ら、副業と資産運用でスローライフを目指して奮闘中。
忙しい日々を卒業するためのロードマップを発信していきます。

目次