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ゆるらく放射線技師
20代|診療放射線技師
病院勤務の傍ら、副業と資産運用でスローライフを目指して奮闘中。
忙しい日々を卒業するためのロードマップを発信していきます。

新人放射線技師が「最初の3ヶ月でやらかすミス」7選と回避法

はじめに:新人はミスをして当たり前です

新人放射線技師のあなた。

毎日、仕事に行くのがつらいと感じていませんか。

「今日も怒られたらどうしよう」

「またミスをやらかすかもしれない」

そんな不安をかかえているはずです。

でも、安心してください。 新人はミスをして当たり前なのです。

最初からすべて完璧にできる人はいません。

現場の空気や、早いスピードについていくのは大変です。

わたし自身、仕事に慣れるまで時間がかかるタイプでした。

だから、初めはよくミスをして、怒られてばかりでした。

でも、あることに気がつきました。

「1回目のミスはしかたない」

「でも、同じミスを繰り返すときつくなる」

この記事では、新人が必ず通る道を紹介します。

「よくあるミス」と「最小の努力で防ぐ方法」です。

これを読めば、あなたの心はずっと軽くなります。

あすからの仕事が、少しだけラクになりますよ。

目次

結論:新人放射線技師がやらかすミスはこの7つ

まずは全体像をお伝えします。

新人放射線技師がやらかすミスは、だいたい決まっています。

以下の7つです。

  1. 指示の聞き間違い
  2. 検査の準備ミス
  3. 患者さんの確認ミス
  4. 機械の操作ミス
  5. 報告の遅れ
  6. むだにひとりで抱え込む
  7. 優先順位のミス

いかがでしょうか。

「あ、これやったことある」 そう思った項目があるかもしれませんね。

これらは、先輩たちも昔通ってきた道です。

あなただけが特別にできないわけではありません。

大事なのは、ここからです。

それぞれのミスが「なぜ起きるのか」。

そして「どうやって防ぐのか」。

ひとつずつ、くわしく見ていきましょう。

1. 指示の聞き間違いと回避法


  • よくある状況
    「胸部の撮影お願い」と言われたとします。
    でも、じつは立位ではなく臥位(がい)の指示だった。
    違う条件や、違う体位で検査をしてしまうケースです。
  • なぜ起きるのか
    新人のころは、つねに緊張しています。
    先輩の早口な指示を、聞き取れないことがあります。
    でも「もう一度言ってください」と言えない。
    わかったフリをしてしまうのが原因です。
  • 放置するとどうなるか
    違う検査をしてしまうと、再撮影になります。
    患者さんに無用な被ばくをさせてしまいます。
    これは絶対に避けなければいけません。
  • 回避法
    とてもシンプルです。
    「〇〇の撮影で合っていますか?」と確認する。
    たった一言、声に出して復唱するだけです。
    これだけで、聞き間違いの9割はふせげます。

2. 検査の準備ミスと回避法

  • よくある状況
    造影CTの検査で、必要な薬が足りない。
    MRIの検査で、コイルの準備を忘れていた。
    患者さんを待たせて、あわてて準備をする状況です。
  • なぜ起きるのか
    検査の全体像が見えていないからです。
    「これをやるには、あれが必要」という手順。
    これが頭の中で、つながっていない状態です。
    料理でいうと、材料を切らずに火をつけるようなものです。
  • 放置するとどうなるか
    検査のリズムがくずれます。
    先輩技師もイライラしてしまいます。
    患者さんの不安も大きくなってしまいます。
  • 回避法
    メモを見て、指差し確認をすることです。
    頭のなかだけで覚えようとしないでください。
    「造影剤ヨシ」「ルートヨシ」と、指をさします。
    これだけで、準備の漏れは激減します。

3. 患者さんの確認ミスと回避法

  • よくある状況
    同姓同名の患者さんを間違えて呼び入れる。
    または、生年月日を確認せずに検査をはじめてしまう。
    いわゆる「患者取り違え」のリスクです。
  • なぜ起きるのか
    忙しいと、つい確認を省いてしまいます。
    「さっき名前を呼んで返事をしたから大丈夫」 という、思い込みが最大の原因です。
  • 放置するとどうなるか
    ちがう人に放射線をあてることになります。
    これは重大な医療事故(インシデント)です。
    最悪の場合、ニュースになるレベルの話です。
  • 回避法
    フルネームと生年月日を名乗ってもらう。
    「お名前を教えてください」と、必ず聞きます。
    「〇〇さんですね?」という質問はダメです。
    患者さん自身に、口に出してもらう仕組みにしましょう。

4. 機械の操作ミスと回避法

  • よくある状況
    X線の条件設定を間違えてしまう。
    ボタンを押し間違えて、画像が消えてしまう。
    あわててボタンを連打して、フリーズさせるなどです。
  • なぜ起きるのか
    機械の使い方が、まだ体にしみついていないからです。
    焦ると、手元が狂ってしまいます。
    とくに緊急時などは、操作ミスが起きやすくなります。
  • 放置するとどうなるか
    撮影の失敗につながります。
    画像のやり直しは、患者さんの負担になります。
    機械を壊してしまうリスクもあります。
  • 回避法
    ボタンを押す前に、1秒だけ手を止める。
    そして、画面の数字や文字をしっかり見ます。
    「これでよし」と心でつぶやいてから、ボタンを押す。
    この「1秒のタメ」が、操作ミスをふせぎます。

5. 報告の遅れと回避法

  • よくある状況
    ミスをしたのに、すぐに先輩に言わない。
    「自分でなんとかしよう」と時間をかけてしまう。
    結果的に、よけいに事態が悪化するパターンです。
  • なぜ起きるのか
    「怒られたくない」という気持ちが強いからです。
    自分の失敗を認めるのが怖いのです。
    だから、隠そうとしたり、先延ばしにしたりします。
  • 放置するとどうなるか
    小さなミスが、取り返しのつかない事故になります。
    先輩からの信頼も、完全にうしなってしまいます。
    「なんで早く言わなかったんだ!」と激怒されます。
  • 回避法
    「やらかした」と思ったら、3秒以内に報告する。
    考えるひまを与えず、すぐに声をかけます。
    「すみません、〇〇を間違えました!」と伝えます。
    早い報告は、結果的に一番ダメージが少ないのです。

6. むだにひとりで抱え込むミスと回避法

  • よくある状況
    わからないことがあるのに、誰にも聞けない。
    ひとりでずっと悩み続けて、作業が止まる。
    周りからは「なにをサボっているんだ」と思われます。
  • なぜ起きるのか
    「こんな初歩的なこと、聞いていいのかな」
    「忙しそうだから、声をかけづらい」
    そんな遠慮や、プライドが邪魔をしています。
    わたしも、最初はこれが本当に苦手でした。
  • 放置するとどうなるか
    仕事のスピードが、極端に遅くなります。
    間違ったやり方で進めてしまい、あとで大問題になります。
    あなたの成長も、そこで止まってしまいます。
  • 回避法
    「5分考えてわからなければ、必ず聞く」というルールにする。
    わたしはこれを徹底したことで、ミスが激減しました。
    「〇〇まで調べたのですが、ここから先がわかりません」 こう伝えれば、先輩も快く教えてくれますよ。

7. 優先順位のミスと回避法

  • よくある状況
    救急の患者さんが来ているのに、カルテの整理をしている。
    急ぎの検査を後回しにしてしまう。
    「いま、それをやるべきじゃない」という状況です。
  • なぜ起きるのか
    目の前の仕事しか見えていないからです。
    全体の流れを把握する余裕が、まだありません。
    言われた順に仕事をこなそうとしてしまいます。
  • 放置するとどうなるか
    救急対応がおくれ、患者さんの命にかかわります。
    病棟の看護師さんや、医師からもクレームがきます。
    部署全体の評価が下がってしまいます。
  • 回避法
    迷ったら「どちらを先にやるべきですか?」と先輩に聞く。
    自分で勝手に判断しないことが大切です。
    施設による違いはありますが、基本は「救急が最優先」です。
    判断にまよったら、必ず確認しましょう。

まとめ:まずはこれだけできればOKです

ここまで、7つのミスと回避法をお伝えしました。

「やることが多くて覚えられない」 そう思わせてしまったかもしれませんね。

でも、安心してください。全部をいっぺんにやろうとしなくていいです。

まずは、以下の3つだけに絞って行動してください。

  • 指示はかならず復唱する
  • 患者さんの名前は相手に言わせる
  • わからなければ、すぐに聞く

この3つを守るだけで、致命的なミスは防げます。
細かい操作ミスなどは、あとから必ずできるようになります。
まずは「安全に検査を終わらせる」ことを目標にしましょう。


最後に:最初の3ヶ月は「ミスを減らせる人」が勝ち

新人放射線技師のみなさん。

最初の3ヶ月で「仕事ができる人」になる必要はありません。

そんなのは、ベテランでもむずかしいことです。

目指すべきは

「同じミスを繰り返さない人」です。

ミスをしたら、ノートにメモをとる。

つぎは、どうすれば防げるか仕組みを考える。

その積み重ねが、あなたを一人前の技師にしてくれます。

わたしも、不器用でたくさん失敗しました。

でも「わからないことは必ず確認する」を徹底しました。

少しずつ、確実に行動を変えていけば大丈夫です。

あせらず、ひとつずつクリアしていきましょう。

あなたの頑張りは、かならず患者さんのためになります。

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この記事を書いた人

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